2020年6月にPhotoshop 2020がアップデートされました。
Photoshopに新たに新機能5つ追加されたのでご紹介します。
1.人物写真の切り抜き
人物写真の切り抜きについてアップデート以前については全く使い物になりませんでした。
そこで従来通りの切り抜き方法(チャネルなど)で切り抜いていましたが今回のアップデートでより精度が上がり、処理速度もより高速になりました。
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-20-21.32.13-1024x825.png)
オブジェクト選択ツールで人物を選択
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-20-21.33.40-1024x825.png)
被写体を選択します。
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-20-21.38.51-1024x825.png)
次に選択とマスク
境界線調整ブラシツールで髪を調整します。
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-20-21.39.24-1024x825.png)
黒背景だと髪先が白くなっているので調整は必要です。
個人的な見解ですが、白ホリで撮影した素材を切り抜くのは良いと思います。
しかし、背景が混ざっているなどの写真を切り抜く時は普通に処理した方が良いです。
2.Camera Raw フィルタのアップデート
今回のアップデートでよりLightroomに似た仕様に変更され写真家さんなどには馴染みのあるUIに変更されています。
右側のドロップダウンリストに集約され同時に他の項目についても操作が可能になりました。
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/camerarow-1024x815.jpg)
右の「目」アイコンをoptionを押しながらクリックすれば、各項目ごとに調整した値をリセットできるようになりました。
3.Adobe Fonts の自動アクティベーション
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/june-2020-whats-new-photoshop-auto-activate-fonts-1024x541.jpg)
4.パターンの回転が可能になりました
これまでできなかったパターンを任意の角度に回転できる機能が追加されました。
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/pattern-1024x820.jpg)
5.マッチフォントの改善
写真にあるフォントをPCに入っている近いフォントを提案してくれる機能
- 長方形選択ツールなどで知りたいフォントを囲み
- 書式 → マッチフォント
![](https://www.enmore.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/font-1-1024x820.jpg)
ちなみにフォントが多いと検索に時間がかかります・・・
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