From:福村崇哲 東京のオフィスより、、、
朝の移動中、ふとスマホを開いて求人サイトを眺めてみる。 そこには、驚くほど「似たり寄ったり」の言葉が並んでいます。
「やりがいのある職場です」 「アットホームな雰囲気で、すぐに馴染めます」 「あなたの成長を全力でサポートします」
、、、正直に言いましょう。 これを見て、「おっ、ここだ!」と魂が震えるような優秀な人材は、今の日本に一人もいません。
断言します。 もし、あなたの会社の求人票がそんな「綺麗事」で埋め尽くされているなら、それは採用活動ではなく、ただの「コストの垂れ流し」です。
多くの社長は、こう考えます。 「いい人を採るためには、会社の良い面だけを見せなきゃいけない」 「厳しい現実を書いたら、誰も応募してこなくなる」
、、、。
残念ながら、その考えこそが、あなたの会社に「指示待ち人間」や「すぐに辞める人間」を呼び寄せている元凶なのです。
求人票は「選別機」であれ
いいですか。 求人票の本当の役割は、人を集めることではありません。 **「あなたの会社に合わない人間を、一歩も中に入れずに追い返すこと」**です。
キラキラした嘘に釣られて入社した人間は、現場の泥臭さを知った瞬間に絶望します。 「そんなはずじゃなかった」 「もっと楽だと思った」 そうして数ヶ月で去っていく。
その間の給与、教育コスト、そして何より他のメンバーにかけた負担。 これらはすべて、あなたが「真実」を隠したことによる「罰金」です。
もしあなたが、本気で会社を次のステージへ引き上げたいなら、求人票の書き方を根底から変える必要があります。
優秀な「右腕」を惹きつける3つの極意
優秀な人間は、メリットと同じくらい「リスク」を知りたがっています。 以下の3つを、包み隠さず、残酷なまでに正直に書きなさい。
1. 「最悪な部分」を真っ先に晒す
「うちは残業も多いし、社長の即断即決に振り回されることも日常茶飯事だ。整ったマニュアルなんてないから、自分で道を作らなきゃいけない」 これくらい、はっきり書くことです。 これを見て逃げ出す人間は、最初からいりません。逆に、「求めていたのは、このカオスだ」とニヤリと笑う人間だけを、あなたは手に入れればいいのです。
2. 「チームのパワーバランス」を暴く
「仲良しグループ」という言葉で濁してはいけません。 「30代のストイックなメンバーが中心で、数字にコミットできない人間には居場所がない」 「ロジックで詰められる場面も多いが、実力があれば即座に権限を与える」 このように、社内の「力学」を可視化しなさい。
3. 「評価の非情さ」をルール化する
「頑張りを評価する」などという甘い言葉は捨ててください。 「結果がすべて。どれだけプロセスが素晴らしくても、未達なら評価はゼロだ」 何が評価され、何が評価されないのか。その「冷酷な基準」を明確に示しなさい。
採用は「選別」という名の投資
求人票は、会社から応募者への「お願い」ではありません。 あなたのビジョンを共有し、共に戦う「戦友」を探すための、最高レベルのセールスレターです。
誰にでも好かれようとする言葉は、誰の心にも残りません。 ターゲットを極限まで絞り、 「合わない人間」を徹底的に排除し、 残った「狂ったほど熱量の高い一人」だけを口説き落とす。
その勇気を持てるかどうかが、あなたの会社の1年後、3年後の売上を決定づけます。
綺麗事はもう、卒業しましょう。 あなたの会社の「剥き出しの真実」を、今すぐペンに乗せてください。
PS 「正直に書いたら応募がゼロになる」と震えるかもしれません。 しかし、嘘で100人を集めるよりも、真実で「あなたの右腕になる1人」を連れてくる方が、ビジネスにおいては1万倍の価値があります。
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